【勉強会】第1回 横浜へなちょこUnity勉強会①〜プレゼン

今月もはるばる行って来ました横浜。
http://atnd.org/events/20574

前回の第0回は書籍「Unity入門」の読書会という趣旨だったのですが、今回からは特にお題は決めず、各自が発表やその場で勉強をするスタイル。

僕の今回の目的、というか自分に課したお題は「自分で作ったデータをUnityで動かす」です。「Unity入門」のChapter6のサンプルのような、スキンキャラクターを用いたアクションゲームが作りたいなと。そのテスト。
http://homepage3.nifty.com/ika-aki/CoinCrazy/WebPlayer/WebPlayer.html

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今回、第1部としては主催者と参加者からそれぞれ1つずつプレゼンがありました。
※がっつりプログラムの内容なので細かい内容はよく分かりませんが、ピンポイントで我社のプログラマに見せたいので、その際のメモをのっけときます。Twitterハッシュタグ「#yhunity」でまとめて見れますので、そちらも参照して下さい。

http://twitter.com/#!/search?q=%23yhunity

最初のプレゼンは主催者の@fum1h1roより。主に、Unityにおけるコードの再利用について。

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敵の動きをスクリプトで書く場合、全敵のスクリプトを描くのはつらい。解決策としては・・・

①コピペ

敵少なけりゃいいけど数百とかいたらダメでしょ

②クラス継承

javascriptの場合・・・クラス定義どこにあるの?
→独自の継承の余地が無い。
→UnityのはJavaScriptではない。似てるだけ

C#の場合・・・
→独自にクラス作って敵に継承できた。
C#は通常C#に近い。制限は名前空間の使用禁止くらい

③クラスコンポジション

別のクラスからメンバとして呼び出せる。
→この方法がいい?

Unityはオブジェクトに対してコンポーネントを追加していくタイプ。


まとめ

・ゲーム制作では継承が敵作成(同じような処理だけどちょっと異なる処理)に有効
GUIでも使い出がありそう。

・Unityのスクリプトは、別のスクリプトと合わせて使用することが出来る。
→パフォーマンスを上げるにはC#
JavaScriptC#の混在でOK。

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以上、わからないなりにメモってた内容なので、間違いあればご指摘下さい。


これらのコードの再利用については、「Unity入門」でも、最近発売されたUnity本「Unityではじめるゲームづくり」(既に先行販売中)でもあまり触れられていない部分だとのこと。その点、有意義なプレゼンだったのではないでしょうか。

Unityではじめるゲームづくり (ゲープロシリーズ)

Unityではじめるゲームづくり (ゲープロシリーズ)


2つめのプレゼンは「Pythonゲームプログラミング入門」の翻訳をされた@shinriyoさんからのプレゼン。(←2011/11/12 ご指摘により修正しました!)

「Unity Programing in Boo」と題して、スクリプト言語「Boo」のUnityでの使用についてお話し頂きました。後ほどどこかにスライドをアップして頂けるとのことなので、詳しい内容はそちらから見て頂ければと思います。

※2011/11/12追記!スライドをアップしていただきました!
http://www.slideshare.net/ShinsukeSugita/unity-programing-on-boo-10045689

Pythonゲームプログラミング入門

Pythonゲームプログラミング入門

以下、簡単なメモ。

・Boo=Pythonもどき
→インデントが文法
→リスト内包表記もOK
→直接Vector3の値へ代入OK。

・日本で使ってる人はまず見かけない。
→海外だと、Boo使われてる(作者はブラジルの人)
→今後増えてく?そうでもない。
→作者がUnityで働いてるらしいので、今後サポートはされるだろう。

・Booの本が無い。どう学べばいいのか?

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プレゼンの最後に「今後Unityでどのコードを使うか?」というアンケートが取られたのですが、

JavaScript・・・やや少なめ
C#・・・過半数
・Boo・・・1名

と、以外にC#の人が多かったです。


この後は、各自あるいは数人でまとまって勉強、となり、僕は前述のように「自作キャラクターを動かす」ための勉強をしてたのですが、内容がプレゼンと全く別になるため、次の記事に回します。

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